11月2、3日に行われる日枝神社の秋祭りの高倉の獅子舞は、江戸時代からの伝統的行事です。獅子舞は県内に二つの系統があり、秩父を源流とする山岳系統と他は川越を中心とする平野系統のものです。高倉の獅子舞はこの二つを折衷した山麓系統のものだと言われています。万灯、貝吹き、天狗、花笠、はいおい(案内)、前獅子(男獅子)、中獅子(女獅子)後獅子(男獅子)、笛吹き、歌うたいなどで構成されています。市内で現在残っているのは高倉の獅子舞だけになったそうです。
2007年11月 5日