2月28日、冷たい小雨の中「古道を楽しむ会」に参加して戦国期城郭の最高傑作の一つと高い評価を得ている「杉山城跡」を見学しました。築城年代や城主は不明ですが、城跡は鎌倉街道を見下ろす丘陵上に築かれた山城です。10の郭に構成され各郭は枡形や食い違い小口等高度な築城技術の粋を集め連続する防御機能を示しています。現存する急傾斜の土塁、大規模な空堀は、当時の面影をよくとどめています。午後から雨も止み久安4年(1184)の銘のある「鋳同経筒」が発掘された天台宗寺院平澤寺を訪れました。
2010年2月28日