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東松山市郊外に甦った川越城の遺構(彩の国再発見)

3月11日「彩の国再発見クラブ」は、東松山市郊外の野口家を訪れました。野口家はかって名主や戸長を勤めた旧家で、白壁の長屋門の景観は葛袋地区の畑地の中で一段と眼を惹かれます。特にその門扉は川越城の裏門を移したという伝承が残っています。川越城は、明治維新を経て、廃城令に伴い解体され一部は移築あるいは民間に譲与されました。しかし現在その遺構は時代とともに失われつつあります。御当主のお話では先々代が門扉を譲受後門扉に合わせて長屋門を造ったとのことですが重厚な門扉には、川越城400年余の歴史をしのばせるものがありました。

2009年3月11日

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