夢堀通信
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夢堀の思い出

サラリーマン生活を終えた時、何か自由で夢のある生活をしたいと思いました。
友人に誘われて平成14年から約5年間、川越の遺跡発掘調査のお手伝いをしました。
歴史に無関心な私が、初めて私たちが住む川越の足元には歴史上、学術上価値の高い文化財が眠っていることを知ることが出来、貴重な人生経験でした。
考古学の知識に乏しい1市民の目を通して、ナマに近い文化財発掘現場の当時の様子をご紹介し、小江戸川越の一面に少しでも触れて頂ければ幸いです。

夢堀の記録

憩のアルバム

遺跡発掘調査は、竹べら、刷毛類から鋤簾、スコップを使って遺構、遺物を土層から掘り出す仕事です。
真夏の炎天下や10センチ近い霜柱の真冬など厳しい時期もありますが、春の満開の桜の樹の下で、また遠く秋祭りの囃子を聴きながら作業をする時もあります。
作業の合間には、打ち上げ、お花見、旅行など仲間たちとひと時の憩を楽しんでいます。