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川越城跡(第25次調査)

(遺跡発表会 大澤 健 氏の解説より)・発掘調査場所は、江戸時代初期、松平信綱により川越城の拡張・整備が行われた時作られた西大手門の北側に設けられた家老級屋敷に該当すると考えられる。・中世(16世紀)の堀跡、方形竪穴、土坑、ピットが検出された。・中世の遺構上に天目茶碗・志野皿・すり鉢のほか穀臼・茶臼・銅銭・輸入陶磁器片が出土した。・上幅12m、深さ5mの大規模な堀が検出され、出土遺物の内容から松平信綱の拡張・整備工事以前に存在したことは注目に値する。・年代不明の井戸跡らしき遺構から板碑、石臼等が出土した。

2004年11月17日

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