反町遺跡は東松山市の高坂駅東口から徒歩約20分、土地区画整理に先立って平成15年から埼玉県が発掘調査を行っています。
反町遺跡では、弥生時代後期(約1900年前)の前方後円墳、円墳、方形周溝墓が見つかりました。古墳時代前期の埴輪、壷、甕などの土器と、奈良時代(約1300年前)の須恵器や木製品が出土しています。
方形周溝墓は、周囲に溝(周溝)を四角くめぐらせ、溝を掘った土を中央に盛り上げて築いたお墓で、盛り土の中に遺体を埋葬しました。
周溝の中からは、葬儀に使用した遺物が出土しています。
2005年11月22日