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川越城跡(第17次調査)

H15.3.31 荻野将盛氏の調査報告書の要約川越市役所東庁舎建設のため調査期間 H14.4.1~9.13・発掘調査場所は川越城西大手門北側の家老クラスの最上級武士の屋敷と考えられる・出土地表面下部にロームの盛土層が検出され、17世紀中葉の松平信綱による川越城拡張工事があったことが窺われる。・地業面下から天目茶碗の破片が多く出土し遺物から17世紀初頭と判断された・18世紀の井戸跡、幕末の塵穴が検出され肥前瀬戸の陶磁器、瓦の他京焼の陶工帯 山与兵の花瓶の破片が出土した。・その他堀跡、井戸跡、方形竪穴、ピット等多数が検出され南側井戸は底近くに板碑 石臼、大石等が重なって検出され井戸廃棄時の状況が窺えた。

2002年11月21日

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