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東松山北部地域の史蹟探訪(彩の国再発見)

9月25日、久しぶりに秋色一入の東松山北部地域の史蹟を探訪しました。刈り入れの済んだ田園地帯に丘陵が横たわるこの地で、思いがけない中世の歴史の一端に触れました。大谷瓦窯跡、宗吾寺、雷電神社、上岡馬頭観音、光福寺、そして最後は熊谷次郎直実の末裔とされる17代当主の友憲氏から直接根岸家の歴史を伺い、数々の古文書、古美術品を拝見しました。根岸家は江戸時代から豪農と知られるほか、歴代当主の中には、尊王攘夷派の志士との交流、近郷の子弟の学問、武道の教育、また考古家としてE.Sモースとの係わり合いなど、地方にありながら、近世から現代まで日本の歴史の1ページに存在していた事を改めて知りました。今回の探訪は、行程がハードでしたが各所に彩の国の素晴らしさを覚えました。

2009年9月25日

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