「可能性がゼロでない限り人間にはチャレンジする権利がある。
小さなチャレンジでもかまわない自分の可能性を捨てては
いけないと思う。」 三浦雄一郎
定年退職後暫くして、何不自由無い平安な生活が惰性・怠惰・自惚れに安住していないかと疑問を感じ、以来何でも挑戦してみました。
しかし殆どが何の知識も経験を持たぬためか、根が不器用なのか途中で多くが落後しました。街道歩きもその一つです。
これからは時間はたっぷり。芭蕉の日光街道を八十路の楽しみとして、体力と相談しながらのんびりとチャレンジしたいと思います。
日光街道 日本橋~鉢石宿の日光東照宮入口まで
三十六里 148キロ 宿場 21
①日本橋~千住宿 8.8キロ
10月14日(金)秋晴れの初日、日本橋の国道起点をスタートしました。「川越街道散策」以来丁度10年になります。
先ずは旧日光街道起点の元標石を探しましたが、見つかりません。三越脇の1方交通路右折と聞いていましたが、私の地図は1991年の東京23区5千分の1で主要ビルは名称が変わったのか建替えたのか、路上の掃除をしている小母さんに聞いてもさっぱりです。
30分位並行している道路の左右を探してやっと見つかりました。
その先懐かしい浅草、千住は道路も広く容易に「街道」の確認が出来ました。
千住の「延命寺」「回向院」は寺社、刑場跡らしからぬ近代的な門構えでした。
2016年10月14日