川越街道は、室町時代に江戸と川越を結ぶため、古道をつなぎ合わせて生まれたのが起源で、三代将軍家光が仙波東照宮訪問の際に整備されました。新河岸川の
舟運開設当時、物資は新河岸川、人は川越街道を利用するのが江戸への交通手段でした。その後新河岸川の舟運により早い舟が登場し街道の宿場の通行は激減し
たそうです。
明治時代に入り交通機関の変革から舟運が衰退し、現代では国道254号線の一部として物資の輸送と店舗が連なる生活を支えるご存知の道路になりました。
秋晴れの1日、川越藩主の参勤交代と同じようにぶらりと街道筋を散策しながら、宿場と思われる周辺に立ち寄り当時の面影が残っているか訪ねて見ました。
2006年11月25日