川越七福神の霊場である妙昌寺では、毎年、土用丑の日に伝統行事の一つとして恒例の「ほうろく灸」が行われます。昔、炎天下で暑さ負けした武将が、カブトの上から灸をすえたところ、たちどころに全快したと伝えられています。素焼きのほうろく皿を頭にのせ、大きなもぐさに火をつけてもらい「心頭滅却すれば・・・」と我慢すれば、暑気あたり、頭痛の病に効能あらたかなるものがあり、東京方面をはじめ近郷近在からの参詣で早朝から賑わいが続いています。 2007年8月 5日