7月26日の土用の丑の日、川越七福神の霊場である妙昌寺で恒例の「ほうろく灸」が行われました。昔、炎天下で暑さ負けした武将が、カブトの上から灸をすえたところ、たちどころに全快したと伝えられています。猛暑の中、近郷、近在から集まった熱心な信者たちは、大きなもぐさに火をつけたほうろく皿を頭に載せ、お経を念じます。「心頭滅却すれば・・・」と無我の境地になると万病に効能新たなものがあるといわれています。 2010年7月26日