南大塚の餅つき踊りは、毎年1月の成人式前日に催されます。安政年間(1854~59)ごろから始まったと云われ、大正時代までは子供の「帯解きの祝い」に行われてきました。ナラシ、ネリ、ツブシ、6テコ、3テコ、アゲツキという六つの所作事に合せて、歌や身ぶり、手ぶりが芸能になった福祝の行事です。西福寺から菅原神社まで臼に綱を付け引き摺り、途中で餅をつきながら参詣するところから「引き摺り餅」とも言われ昔ながら受け継がれています。 2008年1月14日