8月3日(日)連日の猛暑の中、湯島聖堂講堂で開催された吟詠大会に、川越教場から小菅先生以下5名が出場した。
私は、大田錦城作「桶狭間を過ぐ」を吟じた。「緒戦に勝った大将今川義元が、勝利におごり高ぶったため果せるかな織田信長の奇襲を受け遂に滅ぼされてしまった」とあやしい風が雨を吹き付け一天にわかにかき曇った闇の中の情景を表現する詩である。静かに,且つ勇猛に詠じる男性的な詩で私は大好きな吟である。しかし途中で何故か絶句してしまった。失敗失敗。日頃先生に教えて頂いた通り慌てずにやりなおした。まあ可としよう。たった2分間の吟だがほっとした満足感を味わうことが出来た。
2014年8月 3日